「自分さえよければ」が壊す社会では、自分さえも生き残れない。

SDGsNAVIでも紹介した、2019年9月27日にサンリオピューロランドで開催された一般社団法人 SDGsプラットフォーム主催「第一回全国大会」。

このイベントでは、【「自分さえよければ良い」をなくそう】がテーマとしてありました。
これは、SDGsの考え方の根幹です。それが、コロナ禍のなかでも問われています。

コロナ禍の今、まさに「自分さえよければ」が、周りに大きな影響を与えてしまう時です。ネット上には、外出の自粛や休業の要請に応じていない人や企業に対して指摘する「自粛ポリス」と呼ばれる人たちが存在し、強く叩かれることにもなります。個人的に自粛ポリスは、正義を武器にして行き過ぎた行為を行う場合もあり良いとは思いませんが、「自分さえ」という考え方は、非常に怖いことを繋がると感じています。

芥川賞作家である平野啓一郎さんが、

人間同士が戦争や紛争で殺し合う余裕さえなくなってきたし、「自分さえよければ」という生き方では、最終的には社会が壊れてしまう。もう格差社会や自己責任論ではいよいよ立ち行かないと思う。世界がいい方向に進むようなビジョンを一人ひとりが持つべきです。

と伝えています。

ゴミの出し方、スーパーでの買い物、通販での買い物など、個人の行動がこそが持続可能な社会を作ります。自分ひとりくらい大丈夫だろう、とすべての人が思ってしまったら、社会は崩壊に向かうしかありません。2030年に向けての持続と反対のことが起きてしまいます。

SDGsは企業だけが行うことではなく、一人ひとり個人が考える時期が来たのでしょう。「自分さえ良ければ」「自分ひとりくらいなら」と考えて行動した結果、自分さえも生き残れない社会を作ってしまうと感じています。

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伊藤 緑

伊藤 緑SDGsライター

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