ジェンダー・ルッキズム:上智大学ミスコン廃止へ
恥ずかしながら、今回初めて「ルッキズム」という言葉を始めて知りました。
ルッキズムは、Lookismと表記される言葉で“身体的に魅力的でないと考えられる人々に対する差別的取り扱いのことをさす”を意味します。
今回のニュースは、1980年代から行われてきたミスコンが上智大学で廃止されるというニュースです。2020年からは、性別を問わず、「容姿」だけで評価されることを避けるようにした審査基準を作るとのこと。
確かに今、外見だけで判断することは時代的にずれてきている、と感じます。注目されている人たちは、生き方や考え方、活動や発する言葉などが評価される時代になってきています。
また、講談社では「ミスiD」というミスコンとは違う「新しい時代をサバイブする多様な女の子のロールモデルを発掘するオーディション」が2012年からスタートしています。
外見の美しさを否定するのではなく、外見だけに捉われずに人としての魅力を評価していく時代になってきているようです。
美しさは、内面から生まれるものという言葉もあります。
ルッキズムのように、外見で判断しないということ。
ジェンダーという、女性・男性で分けないということ。
大学で行われるミスコン・ミスターコンは、今後変わっていくきっかけになるのではないでしょうか?