コンビニ大手3社、共同配送でCO2削減へ:実証実験開始
コロナ禍やレジ袋有料化で、注目されることが増えたコンビニエンスストア。常に便利であることが求められる店舗です。
先日、コンビニスタッフの方が覚える作業は1200あるという記事を読みました。
コンビニスタッフの仕事は多岐に渡ります。元々は販売だけだったのだと思いますが、消費者にとって一番身近な存在であるゆえに、様々なサービスが追加されてきました。コピー、公共料金の支払い、宅配便の受け取りなど。
販売でない仕事の方が複雑な場合もあるでしょう。そのうえ、求められるのは便利であること。便利であることのひとつには、欲しいものが常にあること、があると思います。そのために品切れのないように商品はトラックで届けられます。
店舗によって配送される回数は違うと思いますが、便利な場所にあるコンビニほど、コンビニの前に配送用のトラックを止めるのは大変だ、と思うことがあります。大通り沿いや細い道沿い、都心には駐車場のないコンビニが多いです。手早く作業をすることが求められるのでしょう。
そんななか、コンビニ大手3社が共同で荷物を配送する実証事件をを開始します。
トラックの積載率は現状と比べて20%改善し、台数は全体で3割削減できるという。実験では二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果もあわせて検証する。
このような改善があると予想されています。
都心では近い場所に別のコンビニがあることも多いです。また地方では遠い場所にそれぞれ大手3社が出店している場合もあるでしょう。その場合、3台のトラックが一日一度でも、3回配送せねばなりません。それがまとめて1回になれば、いくつかの問題が解決されると予想されます。同業種での協力をぜひ進めてほしい、と思います。
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