しっぽ付き真珠:「金魚真珠」と商標登録しラッキーアイテムに
アコヤ貝が生み出す、金魚のようなしっぽ付き真珠を「金魚真珠」として商標登録しました。
それにより、これまで真円でなければ規格外とされていた真珠が、真円でなくても唯一の真珠として商品価値を持つことになりました。
金魚はお金が余るの「金余」と同じ発音で、中国ではラッキーアイテム。丸くない真珠にも、たったひとつの真珠としての価値が出てきそうです。
アコヤ貝の大量死などで厳しい真珠業界。3年かけて育てても、真円となるのは2割ほどだと言います。それ以外が廃棄される? のであれば、残念な話です。
今回の金魚のようにしっぽがついた真珠が「金運を運ぶ」。そして、真珠の宝石言葉が「健康」「長寿」「富」であることから、ラッキー真珠として認知させていくようです。
どんな形でも、それがオリジナルである限り、規格外とせず商品化できる日が来ること。
まさに、つくる責任、つかう責任 です。