2019年9月10日(火)福岡の博多にて公益社団法人日本青年会議所 九州地区協議会主催による『九州経済人会議2019 〜SDGs Innovation HUB金融分野への取り組み始動記念シンポジウム〜』が開催されました。
この会議はSDGsへのアプローチにおいて不可欠となる「金融」について着目。
全国的にみて新たな金融手法への取り組みが盛んであるといわれる九州において、現状と課題認識を相互に共有し、課題解決・目標達成に向けた具体策と青年経済人が果たしうる役割等について議論が行われました。
金融と聞くと難しいと敬遠しがちなジャンルかもしれませんが、実際に聞いてみると内容は非常に面白く、充実したコンテンツでした!!
構成は
第1部 基調講演
第2部 パネル・ディスカッション
第3部 ワークショップ
という順番で行われました。
九州経済人会議2019動画
第1部 基調講演
【講演1】「SDGs実現に資する金融エコシステムの構築に向けて」 講師 池田健三郎氏
(公共政策調査機構理事長、経済評論家・政策アナリスト)
【講演2】「リスクマネーの供給と地方創生について」
講師 村井 毅氏(日本証券業協会 常任監事)
【講演3】「地方創生に証券市場が貢献するには」
講師 勝尾 修氏(東京証券取引所上場推進部 課長)
第2部 パネル・ディスカッション
テーマ:「九州発のSDGs金融 - SDGs Innovation HUBの金融分野への取
り組み - を日本の地域再生の柱とするために」
【パネリスト】
・勝尾修氏(東京証券取引所上場推進部 課長)
・村井毅氏(日本証券業協会 常任監事)
・御友重希氏(野村総合研究所 主席研究員<財務省より官民交流>、前金融庁 国際政策管理官)
・中島土(日本青年会議所常任理事・九州地区協議会会長)
【ファシリテーター】
池田健三郎氏(公共政策調査機構理事長、経済評論家・政策アナリスト)
第3部 ワークショップ
「SDGs Innovation HUB プロジェクト 自己・相互評価ワークショップ」
(講師 コミュニティファシリテーション研究所代表 廣水乃生氏)
このシンポジウムの感想
今回のシンポジウムに参加して感じたことは、SDGsを達成するために金融分野は切っても切れない存在であることがわかりました。
地域の社会課題を持続的に解決するには、時には斬新なチャレンジが必要になります。そこには社会を良くするため経済を良くするために金融というツールは必要不可欠です。
固定概念にとらわれず新たな取組にチャレンジする金融業界に期待を込めて、今後の動きに注目していきたいと思います。