ヘアドネーション:NPO法人 JHD&Cから、送付方法変更のアナウンス
病気や事故により、ウィッグを必要としている方へ人毛の医療用ウィッグを無償提供する活動「ヘアドネーション」。以前よりかなり認知が上がっているように思います。
7月1日から、NPO法人 JHD&Cへの送付方法が変わりました。これまでサロン経由で行っていたのですが、ドナー自身がへ送ることに変更なりました。その理由についての誤解があったというニュースが出ておりましたので、ヘアドネーションについて書かせていただきます。
今回のニュースは、賛同サロンとドナーの間でトラブルがあったように読み取れる投稿がされたとのことです。
しかし、本来の理由は、“「いつ届いたか分からない」というドナーの不安への対応やサロンの負担軽減のため” と書かれています。
水泳の池江璃花子選手が、ウィッグを使っていたというニュースが多く報道されました。今は、ウィッグを外して活動されています。このウィッグが人毛だったかは分かりませんが、著名人がこのような発表をされると身近に感じる方もいると思います。
ヘアドネーションに必要な髪は、
・31cm以上の長さがあること
・カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK
・完全に乾いていること
です。
送付方法が変わり、自分で送るのは面倒だと感じてしまう方もいるかもしれませんが、本当に提供したい思いがある方は、きっとご自身で発送してくださると思います。追跡機能を使えば、いつNPO法人に届いたかもドナーの方自身が把握することができます。
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・特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity通常:NPO法人 JHD&C(ジャーダック)寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償提供している日本で唯一のNPO法人。