1970年にマガジンハウスで創刊した『an・an』の現在発売号は、SDGsにも関わるエシカルライフ特集です。表紙のタレントが話題になることも多い、“すべての女性の好奇心に応えるウィークリーマガジン”であり、以前は若い世代を中心に読まれていると思われていた雑誌も、今は世代を問わず手に取られています。今号の表紙は、ジャニーズ事務所所属のSexy Zoneのメンバー中島健人とKing & Princeのメンバー平野紫耀が表紙を飾っています。
4月1日発行号のメインタイトルは、「今、私たちにできること。」であり、「地産地消、オーガニックetc、地球に優しい暮らし方。エシカルライフ2020」のコピーがついています。そして、特集には、「知っていますか?未来を変える目標 気になる!SDGs入門」が掲載されています。
SDGsは、企業だけが頑張っても持続可能になるものではなく、企業が行うことを消費者が理解し、習慣を変えていくこと。メディアは、情報を伝えるために大切な場です。特に若い世代には、SDGsという言葉を聞いたこともない人もいるかもしれません。表紙のタレントに惹かれ手にして読むことで、何かを感じるかもしれません。専門誌だけが、情報発信の場ではないのです。
また、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞であるエシカルという言葉は、今では人や社会が、地球環境や地域に配慮した考え方や行動に関して使われるようになりました。日本ではなかなか浸透しなかったエシカルブランドも最近は注目されるようになりました。そして、エシカル消費は、モノを購入することで、社会問題を解決していくことを意味します。
このような考え方が、より多くの人に伝えることは一朝一夕ではできません。まさに持続可能な方法で、情報発信をしていくことが問われるでしょう。
水曜日発行の『an・an』。明日までは書店に並んでいるかと。ギリギリの投稿になり、申し訳ありません。
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SDGsライター: MIDORI