2030年まで10年。2020年を乗り切って2030年へ繋ぐために各企業が行うこと

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)に続き、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」。5年が経ち、中小企業でも宣言を行う企業が増えてきたところに起きた、世界的に拡大する新型コロナウィルス感染による大きな変化。

それぞれの国が自国を守ることが一番になっているのが正直なところではないだろうか? 自国を守らなければ、他国への支援は難しいかもしれません。国ごとにそれぞれが最大限の取り組みを行っていますが、まだ先は見えていません。しかし、2020年を乗り切らなければ、2030年を迎えることはできないのは当たり前のこと。SDGs(持続可能な開発目標)の“持続”の意味を、改めて考えさせられています。テレビでは、“崩壊”という言葉が毎日のように流れています。崩壊の反対語が持続ではありませんが、ある意味まるで逆の意味。いまこそ、崩壊を止めることがSDGsの役目でもあると感じています。

品薄になっているマスクの製造は始めたクリーンルームを持っているシャープや、ホテルの部屋を提供している、アパホテルや東横インなど。企業が力を合わせることが今必要なことだろう。SDGsは一社で完成するものではありません。2030年を迎えるために改めて、行えることを企業ごとに考えるときが来ています。

また、日本に限らず新規業務への挑戦を始めた企業。日本だけでなく、世界一丸となっての持続可能な社会作りです。

関連記事

コロナで相次ぐホテルの休業 軽症者への部屋提供も拡大
古市憲寿氏「医療関係者が寝泊まりしていて野戦病院化している」医療従事者向けにホテル提供を
シャープ三重工場でマスク生産開始、日産50万枚目指す
新型コロナ軽症者対策、受け入れに「アパホテル」が適する5つの理由
東横イン、国内4ホテルを行政/自治体へ一棟貸し出し。新型コロナの軽症感染者やPCR検査結果待ちの待機施設として
コロナウイルスと戦う自動車メーカー マスクや人工呼吸器を製造

関連記事一覧


新着TOPIC

  1. 「古河電工グループ ビジョン2030」達成に向けたESG経営を推進し、SDGs達成へ貢献

  2. GOOD COFFEE FARMS「新型コロナで大打撃を受けたコーヒー生産者を救う自転車コーヒープロジェクト」

  3. ユネスコ「国際数学の日」制定記念「私の数学のイメージ」表現コンクール

  4. SDGsネイティブ世代。格好いいから買っただけ。そんな商品を作るのが、大人の仕事なんだ。

  5. Z世代にとってSDGsは自分ごと!? 2050年の主役は君達だぁ!!

follow US