34%が「SDGsを知っている」と回答。2018年12月より4ポイントアップ。

1,500人が回答したアンケート調査(Insight Tech・東京)の結果、34%が「SDGsを知っている」と回答。

同社調査によると、SDGsの認知度は、昨年12月の同調査と比較して4%上昇。
東京オリンピック・パラリンピックの開催が迫り、大会を通じたSDGsへの貢献など、政府や自治体、企業、教育の場などで見聞きすることが多くなっていることが影響し上昇傾向にあることがあるようです。

1:34%が「SDGsを知っている」と回答。2018年12月より4ポイントアップ。(図1)

2:注目のSDGsの目標は「貧困対策」「健康と福祉」「安全な水とトイレ」「飢餓根絶」。(図2)

【図2】SDGsには17の大きな目標があります。その中からあなたが特に関心のある目標を3つ教えてください。

SDGsの17の目標のうち、関心のあるもの3つを選択してもらったところ、「貧困をなくそう」(36%)、「すべての人に健康と福祉を」(33%)、「安全な水とトイレを世界中に」(32%)、「飢餓をゼロに」(32%)の4つが特に際立った結果となりました。男女別に見ると、男性が女性より5%以上関心の高かったものは、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」(男性:19%、女性:14%)、「働きがいも経済成長も」(男性:18%、女性:11%)、「産業と技術革新の基盤をつくろう」(男性:8%、女性:3%)、女性が男性より関心の高かったものは「安全な水とトイレを世界中に」(男性:25%、女性:34%)でした。

3:消費者に聞いた、企業のプラスチック問題の対応。認知度が高いのは、消費財系サービス企業。(図3)

【図3】次の各企業のプラスチック問題への対応をご存知ですか?

企業各社のプラスチック問題への対応を知っているかどうか尋ねたところ、8社のうちスターバックスの取り組みが一番認知度が高い結果となりました。
店頭で提供されるプラスチックストローやプラスチック容器への取り組みは認知が高いことが分かりました。
先に挙げた企業の取組みを踏まえ、【どのような場所・会社】で【どのような取組み】を進めたらプラスチック問題解消の手助けになるか、具体的なコメントも紹介します。

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」( http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー
■有効回答数:1,500名

【どのような場所・会社】で【どのような取組み】を進めたらプラスチック問題解消の手助けになると思うか

・プラスチックゴミは圧倒的に食品関係が多いので、食品メーカーがプラスチックを使わずに紙などを包装に使うように
なれば、プラスチックが減ると思う。(女性20代)
・YouTubeの広告枠や人気YouTuberに取り上げてもらうことで周囲の関心を高める。(女性30代)
・マクドナルドなどでお持ち帰りはジュースを袋に入れずマイボトルなどを持つようにする。(女性40代)
・小さいころからの教育が大事。タピオカの流行で沢山あちこちにポイ捨てしているくらいだから、高校生くらいでも
教育したほうがよい。(女性40代)
・観光地や空港、役所関係は全てエコ商品を取り入れて、エコ商品をサンプリングしたり、アピール活動したら
どうかと思う。(女性40代)
・スーパーだと思う。レジ袋以外に食品梱包に過剰にプラスチック製品を使っている印象がある。(男性50代)

出典:株式会社InsightTech

SDGsという言葉を知らないことが恥ずかしい。

そんな世の中を目指している当サイトとしても非常に喜ばしいデータですね。
当サイトも微力ながらSDGs認知度向上に微力ながら影響があればと思いながら今後の活動活力になりました。

しかし……InsightTechさんを否定する訳ではありませんが、今回の調査結果である34%という認知度には少し懐疑心がでてしまいます。

実際に、皆様の周りにSDGsを知ってる??と聞いてみていただきたいです。
残念ながら、実際には10人に1人が知っていれば良いほうではないでしょうか。。。

学生、主婦、子供に至るまで、全国民を対象として調査することは非現実的かもしれませんが、本当の意味の認知度でいえば体感的に10%程度ではと感じてしまいます。
とはいえSDGsという言葉を目にする、耳にする機会はたしかに日に日に増えていることも事実です。

理解、行動する前に、まずは認知することも重要であると考え、今後も当サイトでは精力的にSDGs推進活動を継続してまいりたいと思います。

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