SDGsの種

警備の仕組みを変えるイノベーション!目指すは「環境も日本一守る産業」

こんにちは、関西の私立大学に通っている3年生のリナです!

今回は、株式会社警備ログの 代表取締役社長 長谷川 功一様にインタビューをさせて頂きました!

SDGsの取り組みで警備業から世界を変える!そう豪語する警備業界の異端児。株式会社警備ログの長谷川社長に突撃インタビューさせていただきました!
株式会社警備ログ 代表取締役社長 長谷川功一
インタビュアー:SDGsシーズ.001 RINA
※ SDGsの種では次世代の若者たちがインタビューを行い記事作成を行っております。


この記事を読み終えた後、きっと皆さんの「警備」に関する概念が180度変わっていると思います!!私も今回のインタビューを通して、そのくらいの衝撃を受けたと同時に、警備業界やこの警備ログという会社の未来にとてもワクワクしました!この私が感じた驚きや感情を、読者の皆さんにお伝えできればと思います。

SDGsライターのリナと申します!本日は宜しくお願い致します!

株式会社警備ログの長谷川です!よろしくお願いします。

よろしくお願い致します!では、早速ではありますが、御社を立ち上げられた経緯からお聞きしてもよろしいでしょうか?

そうですね、元々私の父が1978年より警備会社を経営していまして、私も家業としてその会社に就職をしました。その後今までは、普通に警備の仕事だけをしていたのですが、ある時「SDGs」という言葉を耳にする事が増え、興味を持ち色々と調べていったんです。そして、SDGsの知識を深めていく中で、「SDGsを警備業に取り入れたら面白いのではないか」という考えが頭に浮かんだんです!その考えから、SDGsを取り入れる事で警備業界を発展させて行くということを目的とした、この「警備ログ」という会社を立ち上げました。

なるほど、警備業界の発展のために立ち上げられた会社だったんですね!お話の中で、「SDGsを警備業に取り入れたら面白いのではないか」というお考えがあったという事ですが、どのようなところに「SDGsの面白さ」を感じられたのですか?

現在日本には、警備会社9,500社、警備員550,000人がいると言われているのですが、この全員が今までにやったことのないことをすることで、日本やその先の世界において大きなインパクトを与えられるのがこのSDGsなのではないかと考えたんです!

日本にそんなに多くの警備会社があるとは知らなかったです!具体的に、警備業務の中のどのような部分にSDGsを取り入れていらっしゃるのですか?

SDGsを警備業界に取り入れるために、私は警備業務の中でも「制服」に着目をしたんです!警備業は必ず制服を着る産業なんですが、外に出て仕事をする事が多くて劣化が激しいので、大体毎年1年ほど経つと買い換えないといけないんですね。今までの警備業界の常識だと、制服は基本「買っては捨てる」の繰り返しで、私はここに着目して「制服をリサイクルできたら面白いのではないか?」と考えたんです!

確かに、550,000人もの警備員がそのような高頻度で制服を買い替えるのは、とても勿体無いですね。でも「制服をリサイクル」なんてできるんですか?

実はここでもSDGsが活きてきたんですが、私も制服をリサイクルする技術や知識があるわけではなかったので、警備制服を作っている業者さんや、リサイクル業者さん、運送業者さんなどとチームを作ったんです!SDGsで言うと、目標17つ目の「パートナーシップで目標を達成しよう」に当たるところですね。
このチームで、今まで捨てていた制服を燃やして再生ポリエステルという糸を作り、その糸でまた新しい制服を作る、「サーキュラーエコノミー」を実現したんです!今は、警備ログを通して、この普及活動を行なっているところです。

古い制服から糸を作りだし新しい制服を作る、そんな凄い技術があるんですね!知らなかったので驚きました!このような、長年続く警備業界にSDGsを取り入れられたり、警備のサブスクをされたりなど、非常に新しいことにチャレンジされているように感じるのですが、長谷川さんのこの原動力は何からきているのですか?

そうですね、冒頭でもお話ししたように、元々父が警備業を経営していて幼い頃から間近で見ていたということもあり、「警備業界自体を底上げしたい」という想いが強いですね!実は、警備業界は他の業界から参入されてくる会社さんが多くて、警備のことしかやっていない会社はとても少ないんです。なので、警備しかやっていない私たちだからこそ、警備業界自体をリードして行きたいと、強く想っています。

なるほど、具体的にどのように警備業界を変えたい、発展させて行きたいと考えられているんですか?

警備業界全体の理念と、世間から求められている社会的価値の乖離が起きているんですね。警備業界の本質って、「お客様の安心と安全を守ること」だと思うんですが、その警備業界が誰でもできてしまうような職業に成り下がって来てしまっていると、私自身感じていて。なので、この警備業界に対する意識改革から行なっていきたいと思っていて、そこにSDGsを活かしたいということも考えているんです!
この意識改革を通して、最終的には、「お客様の安心と安全を守る」だけでなく、「環境も日本一守る産業」にしていきたいと考えています。

「お客様の安心と安全を守る、だけでなく環境も日本一守る産業」というお言葉、とても警備業界の本質をつかれているように感じますね!今後何か取り組みをされるご予定があるものなど、可能な範囲でお教え頂きたいです!

実はですね、オリンピック・パラリンピック協会さんにも、この警備制服のリサイクルを提案させてもらっているんですよ。警備の制服ってワッペンが付いているので、普通の服と違って廃棄がすごく大変んですね。なので、それを無償で回収・リサイクルして、2025年に開催予定の大阪万博で再利用したいと考えているんです!

世界的イベントのオリンピック・パラリンピックでこのリサイクルを活用できるなんて、すごいですね!!これが実現できたら、長谷川さんが目指されている「警備業界の底上げ」に近づくことができそうですね!

そうなんです!このオリンピック・パラリンピックだけじゃなくて、キングコングの西野さんの公式Tシャツを100%リサイクルで作るというお話を頂いていて、今進めているんです。洋服って、石油が使用されてポリエステルから作られているので、無限じゃないんですね。なので、少しずつ長期的なものにはなりますが、警備の制服がメインだったところから、リサイクルTシャツも世の中に広めていきたいと思っています。

少し疑問に思ったのですが、リサイクルでつくられた洋服って、どのような感じなんですか?普通の石油から作られた新しい洋服と違う部分だったりとかあるんでしょうか?

それがですね、普通の新しい服と全く変わりないんですよ!本当に技術が進んでいるので、100%の再生繊維じゃなければ、ストレッチ機能を入れたりだとかも出来るんです!

もう本当に、私達が普段来ている洋服となんら変わりないんですね!このようなリサイクルの制服やTシャツなどが身近になっていき、警備業界の自体の底上げをして行きたいというのが、この警備ログという会社を立ち上げられたきっかけだとお聞きしましたが、最後に、今後の展望や長谷川さんの夢をお伺いしてもよろしいでしょうか?

ありがとうございます。そうですね、ちょっと大きくお話をすると、やはりこの会社を立ち上げたきっかけと変わらず、「警備業の発展」というのが一つの大きな夢でして。警備業が発展していくことで、将来、警備業が子どもたちの憧れの職業になれば良いな、なんて思っています!

「警備事業が子どもたちの憧れの職業になる」って、とても素敵ですね!本日は貴重なお話をありがとうございました!

まとめ.
警備業界の概念が180度変わりました!

改めまして、本日は「株式会社警備ログの 代表取締役社長 長谷川 功一様」にインタビューをさせて頂きました!

お話をさせて頂く前は、SDGs×警備会社というのが全くイメージが付いていなかったのですが、SDGsが実際どのように社会で活用されているのかを具体的に知ることができたと同時に、警備業界の概念が180度変わりました!また、長谷川さんの警備業界に対する想いが強く、起業されてから軸がブレられていないことにも、非常に感銘を受けました!

日本ではSDGsの認知度が低く、企業の取り組みもまだ少ないですが、このような企業が増えていくことでSDGsが当たり前の社会になっていくのかな、とワクワクします!

今回のSDGsポイントは「SDGsを使って業界に変革を!」という点でしょうか。SDGsはあくまでも手段であって目的ではありません。警備ログさんの活動はまさしくSDGsを手段として使い警備業界のイメージを変えようとする試みです。このチャレンジも自分だけの業界で考えるとたどり着かなかったことで、新たなパートナーと手を組んだからこそ生まれた発想だと思います。ぜひ様々な業界がSDGsを使いいろんなところで新たなチャレンジが生まれることを期待しています。

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りな

りなSDGsシーズ .001

記事一覧

・関西学院大学3年・大阪府出身
・大学ではダンスサークルに入っています!
・「仕事も育児も家事も、何でもこなせるスーパーウーマンになること」これが、私の想い描く夢です!これを実現できるよう、大学1年生の頃から企業でのインターンをし、大学3年生の現在は学生をしながらも社員として働いています!
・「自分の夢」という枠組みだけでなく、「企業の夢(ビジョン)」という大きな枠の中でそれ実現するべく突き進まれている方とお話をできることは、自らの視野を広げられるのではないかと思い、このSDGsライターに興味を持ちました!

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