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福島の田んぼから子ども食堂へ。福島ユナイテッドFCと企業が米の寄付を計画

福島ユナイテッドFC農業部とhuman jointが、稲刈りを通じて県内の子ども食堂へ米を届ける計画を発表。10月に社員約40人が参加する予定です。

黄金色の稲穂から地域の食卓へつながるイメージイラスト(AI生成)

福島の田んぼで育てた米を、県内の子ども食堂へ。中古車販売店「COCOCAR」を運営するhuman joint株式会社は2026年9月17日、福島ユナイテッドFCと連携した「こども食堂への寄付プロジェクト」の始動を発表した。企業の社員が収穫にも参加し、地元農業と子どもの食を結びつける計画だ。

今回のポイント

  • 2026年10月、human jointの社員約40人が福島で稲刈りを体験する予定
  • 福島ユナイテッドFC農業部、提携農家のカトウファーム、選手らが協力
  • 収穫に関わった米を福島県内の子ども食堂へ寄付する計画
  • 寄付する米の量、具体的な届け先、実施日は発表時点では明らかにされていない

スポンサー契約を、地域の「食」への参加に広げる

human jointは2026年6月に同クラブとのオフィシャルスポンサー契約を結び、SDGsパートナーにも就任した。今回の取り組みは、その連携を農業と食の支援へ具体化する第一歩となる。

10月には社員約40人が農業部の提携田んぼを訪れ、稲刈りやコンバインの体験を行う予定。クラブの選手、農業部スタッフ、提携農家のカトウファームが協力するという。発表では、収穫した米を県内の子ども食堂へ寄付するとしている。

ただし、稲刈りと寄付はこれから実施される計画であり、現時点で寄付が完了したわけではない。米の数量や受け取る食堂、配送方法などの詳細も今後の確認事項だ。

農業部が築いてきた地域との接点

福島ユナイテッドFCは、スポーツに加えて農業を通じた地域づくりに取り組んできた。クラブの公式サイトによると、農業部は2014年に発足。地元農家と連携した農作物づくりや福島の魅力の発信を続けている。カトウファームも、クラブが農業部の生産者として紹介している農家だ。

今回は、企業が資金面で支えるだけでなく社員も収穫に加わり、農家・クラブ・企業がそれぞれの役割を持ち寄る。収穫から子ども食堂への提供までが実現すれば、農業への理解と地域の食の支援を一つの活動につなげる事例になる。

SDGsの視点――食を支える連携を継続できるか

目標2「飢餓をゼロに」は、食料へのアクセスと持続可能な農業をともに扱う。今回の計画は、地元で作られた米を子どもの食の場へ届けるという点で、この二つの側面に関わる。

また、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の観点では、企業の社員、サッカークラブ、農家、子ども食堂の連携が核となる。単発の稲刈り体験に終わらせず、必要とされる量を適切な時期に届けられるかが、取り組みの実効性を測るポイントだ。

今後の注目点

同社は、季節ごとに農業部と連携し、収穫した作物を県内の子ども食堂へ寄付する活動を続けたいとしている。まずは10月の稲刈りの実施結果に加え、寄付量、届け先、継続の仕組みが公表されるかを見ていきたい。

※アイキャッチは農業と食のつながりを表現したAI生成のイメージ画像です。今回の活動の記録写真ではありません。