「SDGsを歌にして熊本に響かせよう!」・学生団体「音楽×SDGsプロジェクト」。音楽とSDGsは蜜月!?

10代・20代前半以下の人たちに、SDGsを生活のなかで知ってもらうことが大切だと感じる日々です。専門学校の講師をしている経験から、「教える・教えられる」では、超えられないことがあるからです。「知りたい」と自然に思う場があれば、彼らは貪欲に吸収します。そして、自分ごととして捉えます。
 

熊本で行われている「むしゃんよかバンド決定戦」。これは、“SDGsを歌にして熊本に響かせよう!”というもの。参加条件は、熊本在住・18歳以下・3人以上で編成したバンドであることです。すでに予選は終了していますが、コロナ禍でバンド活動できないことと熊本市が取り組むSDGsを掛け合わせたイベントです。
 

音楽好きな10代が、このイベントをきっかけにSDGsを知ることになれば、それはとっても自然なこと。そして、音楽には歌詞があります。歌詞を書くためには、17ある項目から何を選ぶか? 何を書いていくか? を考えることになります。音楽は彼らにとっておそらく必須なものです。電車内でもイヤホンをしている人を多く見ますし、線路に落ちたワイヤレスイヤホンを拾うことの大変さがニュースになる時代です。エンタメ業界は厳しですが、音楽はなくならい、そう感じています。
 

そんななかで行われた「むしゃんよかバンド決定戦」。「むしゃんよか」は“かっこいい”という意味です。かっこいいバンド決定戦ですね。参加したくなるでしょう。コロナ禍で、SDGsに対する活動を止めざるを得ない状況が出ている場所もあると思います。しかし、できることをして、興味を持つ人を増やす試みは続けていかねばならないこと。2030年までにはもう10年しかないのですから。
 

そして、もうひとつ。学生団体「音楽×SDGsプロジェクト」いう団体を見つけました。彼らは、ターゲットを「1. 貧困をなくそう」に絞り活動をしています。コンセプトは以下です。
 

私たちは、音楽でSDGsを達成することはできないかと考えこの団体を立ち上げました。私たちが目指すゴールはゴール1「貧困をなくそう」です。現在、貧困によって音楽という名の、芸術文化に触れる機会のない人々が、日本だけでなく世界中にたくさんいます。「オンラインで演奏をし、それを全世界の貧困地域に発信することで音楽による生きがい・喜び・楽しみを知ってもらおう」


メンバーは、46人の高校生・大学生とプロジェクト顧問1人の計47人。今も中高大の楽器経験のある学生の募集が行われています。募集楽器は、木管・金管・ピアノ・弦楽器・エレベ・パーカッションです。コロナ禍でオンラインで曲を合わせることも当たり前になってきました。彼らの活動もオンラインで行われています。
 

好きな音楽は人それぞれ。バンド好きな人、クラシック好きな人など。あとはアイドル好きな人向けのイベントを見つけたいところです。今、検索したところ、 “高校生の目線から社会問題についてメッセージを届ける”Flare☆という「地域貢献アイドル」がいたのですが、2018年2月に活動を終了していました。
 

音楽を通して、自然にSDGsを知ってもらうことは、今後もっと生まれてきてほしいと思いますし、作詞家として音楽に関わる立場から私自身できることがないか、考えてみたいと思っています。
 

SDGsナビ公式ライター:伊藤緑

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