SDGs関連ニュース

博報堂Gravity、環境省のサステナブルファッション制度に参画し広告の力で循環型消費を後押し

博報堂Gravity、環境省のサステナブルファッション制度に参画し広告の力で循環型消費を後押しを表現したイメージ

広告会社が描く、環境課題を「選びたくなる」消費行動への転換

広告会社が描く、環境課題を「選びたくなる」消費行動への転換に関する発表元資料画像
発表元資料画像(出典:PR TIMES)

博報堂Gravityは2026年11月7日、環境省が経済産業省・消費者庁の協力のもと新設した「サステナブルファッション・パートナー制度」に参画したと発表した。同制度はリユース・リペア・リサイクルなど個々の企業・団体の取り組みをつなぎ、産官学連携でサステナブルファッションを推進する枠組みで、博報堂Gravityはすでにパートナーとして参画済みである。

制度参画の背景にある博報堂Gravityの課題意識

ファッション・ラグジュアリー・ライフスタイル領域で培ってきた知見を活かし、同社はこれまでファッション×サステナビリティ領域の企画・開発に取り組んできた。発表では、社会課題を一方的に「伝える」だけでは不十分であり、ファッションを楽しむ気持ちや物への愛着、受け継ぐ喜びといった生活者の感性を起点に、サステナブルな行動を自然と「選びたくなる」体験へ変えることを重視する姿勢が示されている。

ブランド戦略から体験設計まで一気通貫で支援

同社が掲げる支援は大きく3つ。①企業やブランドの技術・取り組みの意義をサステナビリティの思想と結びつける「ブランド戦略・パーパス設計」、②広告・クリエイティブ・PR・SNSなどを通じて想いや価値を生活者に届ける「コミュニケーション設計」、③イベントや店頭、リユース・リペア・回収循環など生活者が参加できる体験を設計する「体験設計・アクティベーション」である。ブランドの根幹から生活者との接点まで一気通貫で伴走するとしている。

産官学連携の中で目指す今後の展開

博報堂Gravityは、制度に参画する他の企業・団体との共創を通じて、ファッション産業と生活者をつなぐ新たなコミュニケーションや体験の可能性を探るとしている。発表では、サステナブルファッションが「特別な選択」ではなく「自然に選ばれる社会」を目指す姿勢が示されているが、具体的な連携先や施策のスケジュール、対象範囲については発表資料に記載がない。

関連するSDGs目標

同制度はリユース・リペア・リサイクルなど資源循環を通じた「つくる責任つかう責任」(目標12)を推進する枠組みであり、環境省・経済産業省・消費者庁と民間企業が連携する産官学連携の仕組みは目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に合致する。

関連ページ:目標12 つくる責任 つかう責任/目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

読者・企業への影響

広告・コミュニケーション領域からサステナブルファッションの普及を目指す今回の参画は、消費者が循環型消費を日常の選択として受け入れやすくなるきっかけとなり得る。ファッション関連企業にとっては、専門エージェンシーと連携することで環境配慮の取り組みを生活者に届ける手法の選択肢が広がる可能性があるが、具体的な協業事例や効果測定については発表時点で示されていない。

数字・期限・対象地域

  • 数字・規模:発表資料に記載なし
  • 期限・時期:2026年11月7日発表(参画済み)
  • 対象地域:発表資料に記載なし

次に取れる行動

読者はまず環境省「サステナブルファッション」特設サイトで制度の全体像を確認できる。ファッション関連企業は、自社の取り組みを生活者に伝えるコミュニケーション設計について、博報堂Gravity広報チーム宛のメールで相談を申し込むことができる。

影響・行動に関する記述はSDGs NAVI編集部の見解です。