割引になっていると、予定になかったものまで魅力的に見えることがあります。でも、使わないまましまうなら、安く買えても暮らしの負担は増えます。ゴール12「つくる責任 つかう責任」は、我慢して買わないことだけではなく、必要なものを気持ちよく長く使う方法を考える目標です。
1.使う場面を具体的に想像する
どこに置き、週に何回使い、今あるもので代用できないか。買う前に一週間だけ待つと、必要性を見分けやすくなります。服なら手持ちの三着と合わせられるか、家電なら収納と電源の場所まで想像してみましょう。価格ではなく、一回使うあたりの満足や役割で考えるのがコツです。
2.直せるか、手入れできるかを見る
交換部品があるか、修理窓口は分かりやすいか、家庭で手入れできるかを確認します。丈夫な素材でも、特殊な部品が手に入らなければ長く使えません。メーカーの保証期間や修理方針は、製品への責任の表れでもあります。
3.手放すときの出口を考える
使い終わったとき、譲れるか、回収制度があるか、素材ごとに分けられるか。出口を考えると、複雑な素材を貼り合わせたものより、再利用しやすいものを選びやすくなります。買い取りやレンタル、共同利用が合う品もあります。所有しない選択も含めて考えてみましょう。
おわりに
長く使えるものは、必ずしも最も高いものではありません。自分の暮らしに合い、手入れでき、役目を終えた後の行き先があることが大切です。次に何かを買うとき、値札を見る前に「何年、どんなふうに使いたいか」を一度言葉にしてみませんか。
